これは、原作を読んでいるんだけど、割と原作に近い感じで作ってある。
でも、舞台が原題なので、色々と原作と違っている点も。
小説の中の劇「飛ぶ教室」はラップになっているし、二人の先生は元はバンド仲間だったとか、恋人とかガールフレンドとかいう立場で原作に無い女の子や人が出てくるし。
でも、こんな違いはたいしたことではなく、映画そのものは原作の言いたいことを伝えていると思う。
残念なのは、原作では主役旧のマルチン・ターナーが脇役に転落すると同時に、家庭環境が原作と異なっているため、原作にはある一つのとても心暖まるエピソードが無くなっていることだ。
それと、マチアスが原作を読んでイメージしていたのとちょっと違うのが気になったかな(たいしたことじゃないけど)。
そんなことを考慮しても、まあ良い映画だと思う(でも、原作は越えていない)。
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